



勝負をかけて戦った今シーズン、北海道日本ハムファイターズをリーグ優勝、クライマックスシリーズ制覇、日本シリーズ進出へと導いた梨田監督に、指揮官としての現在の心境をお聞きしました。
_今シーズンの思い出に残るシーンやエピソードについてお聞かせください。
「今年はWBCがありました。4番バッターとして出場した稲葉がファイターズに“つなぐ野球”を持ち帰ってきてくれたおかげで、去年よりも打線のつながりが生まれたことは大きな収穫でしたね。また5月3日、札幌ドームで行われた西武戦で、延長12回で放たれた稲葉のサヨナラホームランは印象的でした。そのときからチームが波にのってきたのではないかと思います。そして日本シリーズ。第3戦と第4戦に、中田翔が代打で出場しました。どちらも三振でしたが、日本シリーズの打席に立つことができたという経験が、彼にとってもファイターズにとっても、これから先々のプラスになると思っています。」
_北海道のファンについての印象をお聞かせください。
「近鉄の監督時代(2001年)にリーグ優勝した際はアメリカでテロがあり、パレード等を自粛しました。だから監督としてのリーグ優勝は今回で2回目だけど、パレードは初めての経験。本当に奇麗でしたね!掃除などへのボランティアの方の協力や、紙吹雪に書かれたメッセージなど、細かな配慮や心遣いがとてもうれしかったです。北海道のファンの方はどれだけ負けててもヤジがないし、最後まで帰らずに応援してくれる。スタンド全体に一体感があるっていうのかな…。それがすごく奇麗でね。そして女性のファンが多いのか、よく通る高めの声が耳に心地いいんです。こんな温かいファンは他にいないと思います。本当に感謝しています。」

_ボルボに乗り始めて2年を迎えられたとのことですが、愛車S80とのプライベートの過ごし方を教えてください。
「休みの日に気持ちを落ち着けたい時や、のんびりしたい時に広い道路をゆったり走ることが多いです。パワーや重厚感がある上に、
スポーティーさも兼ね備え、エンジンは静か。そして『何があっても大丈夫!』という安心感もあります。妻も使用していて、私が函館で試合があった時に、ボルボを運転して函館までついて来たこともあるんですよ!」

_最後に来シーズンへの抱負をお聞かせいただけますか。
「今年は、日本一になれなかったという事実を踏まえて、来季はチームを立て直し日本一になれるように頑張りたい。札幌ドームで胴上げができるように。それしかないですね!そして私と同じハンドルを握っているボルボオーナーのみなさん!来年はボルボを自由に乗りこなすのと同様に、選手のこともうまく操縦していけたらと思っています。熱い声援をどうぞよろしくお願いします!」
終始、穏やかなやさしい表情で熱心にインタビューに答えてくださった梨田監督。熱い闘志を内に秘めた真っすぐな眼差しが印象的でした。
